AmpiTaユーザーズマニュアル > AmpiTaを操作し情報管理する人への詳細説明



災害モードウェブページ(発災後対応)

 非常事態が発生するとウェブのアクセスは増大します。
 被災したエリアでは通信が輻輳状態となりアクセスできる通信量に限りがありますが、それでも平時に比べ短時間に集中することは容易に想像されます。
 被災していないエリアでは、被災エリアへの関心が高まることによるアクセス殺到が想定されます。
 ウェブサイトへのアクセス集中は、ウェブサイトの表示に悪影響を及ぼす恐れがあります。仮に1分あたり100MBまで表示できるとして、1回の表示に1MB消費すれば100件が限界になります。アクセス数は制御できないので、表示に費やす通信量を減らすことが『災害モード』の目的です。
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※.災害モードの事前準備については導入・維持の章で詳細に説明しています。当該マニュアルをご参照ください。

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【事前準備】

1.ウェブサイト

 ウェブサイトが無ければ災害モードにする必要もないため、ウェブサイトがある前提で説明を続けます。

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2.ファイル転送手段

 ウェブサイトを災害モードに差し替えるために、ファイルの転送を行います。
 ファイルの転送にはいくつかの手段がありますが、いずれか1つ以上をご用意ください。
 転送の初期設定については『ウェブファイル転送・FTP設定』のページに記載されています。マニュアルの『ウェブファイル転送・FTP設定』をご参照ください。
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3.バックアップ

 災害モードのウェブサイトに差し替える前のウェブファイルのバックアップをお取りください。非常事態が鎮静化し平常に戻る際に必要になります。
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【災害モードウェブページ制作】

1.AmpiTaのウェブサイト制作画面

 AmpiTaのメイン画面のドロップダウンメニュー、あるいは直接リンクボタンから基本設定画面へ遷移します。
 基本設定画面のドロップダウンメニュー、あるいは直接リンクボタンからウェブサイト制作画面へ遷移します。
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2.災害モードウェブページ編集タブ

 ウェブサイト制作画面にはいくつかのタブがあります。その中から災害モードウェブページ編集タブを選択します。
 ここで編集した内容はテキストデータのみのHTMLファイルに変換されます。すなわち、ノーコードでHTMLタグが生成され、HTMLファイルが出力されます。
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3.ページタイトル

 任意のタイトルを付けます。タイトルが無くてもウェブページは機能しますが、災害モードのウェブページは平時とは全く異なるインターフェイスとなるため、タイトルを付けておくと親切です。
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4.本文編集

 本文を編集します。
 非常事態においてもなお掲載したい情報を記述します。
 例えば『社員・社屋とも無事』『しばらく臨時休業』『○○店休業のため△△店が業務を代行』といった端的な情報を掲載します。
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5.HTML出力

 HTMLファイル出力ボタンを押下、またはドロップダウンメニューから指示します。
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 保存先を問われるので、任意の保存先を指定します。
 ここで指定したフォルダは、HTMLファイル生成後に自動的に開きます。
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 処理終了後にブラウザが起動し出力したファイルが表示されます。
 表示できていること、体裁が崩れていないこと、誤字脱字がないことなどをご確認ください。
 フォルダはこのあとの転送作業で触りますので閉じずに置いておいてください。
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【本文中にハイパーリンク挿入】

1.URL・ラベル

 本文中にハイパーリンクを設置できます。
 リンク入力欄に、参照先のURL(アドレス)と表示するテキストデータ(ウェブサイト閲覧者が目視する文字列)を入力します。
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2.リンク挿入

 リンク挿入ボタンを押下します。
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 本文編集欄の最下列にハイパーリンク用のHTMLタグが挿入されます。
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 例えば参照先URLが『https://www.ampita.jp』、テキストが『AmpiTa公式サイト』の場合は下記のようなHTMLタグが挿入されます。

<a href="https://www.ampita.jp" target="_blank">AmpiTa公式サイト</a>

 HTMLタグで言うと、『a』から『/a』までがハイパーリンクの指示です。このaはアンカーです。そこに続く『href』はhypertext referenceで参照先ということになります。後方にある『target』はウェブページの開き方、『blank』は現在のページを残して新しいタブを開くという指示になります。
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【本文中に水平線】

1.実施指示

 ドロップダウンメニューより水平線挿入を選択し、実施を指示します。
 本文編集欄の最下列に水平線を表すHTMLタグ『hr』が挿入されます。
<hr>

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【AmpiTaでサーバ転送(FTP)】

1.転送処理画面

 AmpiTaのメイン画面のドロップダウンメニュー、あるいは直接リンクボタンから基本設定画面へ遷移します。
 基本設定画面のドロップダウンメニュー、あるいは直接リンクボタンからウェブサイト制作画面へ遷移します。
 ウェブサーバ(FTP転送)のタブを開きます。
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2.転送初期設定

 転送の初期設定については『ウェブファイル転送・FTP設定』のページに記載されています。
 マニュアルの『ウェブファイル転送・FTP設定』をご参照ください。

3.転送元(参照元)フォルダ設定

 お手元のパソコン(ローカル)の転送元(参照元)情報を設定します。
 災害モードウェブファイル(index.html)が保存されているフォルダを指定します。
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4.実施指示

 アップロード(転送)ボタンを押下します。
 アップロード(転送)が終了するとポップアップメッセージでその旨が知らされます。
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5.目視確認

 アップロード(転送)後は、インターネット経由でウェブサイトを開き、実際のページをご確認ください。
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【平時用indexファイルバックアップ】

1.ファイル拡張子選択

 非常事態に直面する前に公開されている、平時用のindexファイルのバックアップを取る事ができます。
 現在のウェブサイトのトップページの拡張子をご確認いただき、ラジオボタンで『index.php』か『index.html』から選んでダウンロードします。
 このダウンロードしたファイルは、平時モードに戻す際に使用しますので大切に保管してください。

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多用途安否確認システム AmpiTa [TM] (C)2013- AmpiTa Project