version 1.2~
開発時期:2023年
開発者:AmpiTa Project
開発言語:C#言語(Visual Studio 2022)
version 1.0~1.1
開発時期:2017年
開発者:AmpiTa Project
開発言語:Visual BASIC言語(Visual Studio 2010)
背景・概要
ヤマト運輸や日本郵便などで荷物を送るときに追跡番号を貰う事ができますが、これを受取人にあらかじめ通知することで、相手は荷物の状況を知る事ができます。
番号だけ送って、あとは勝手に調べてくださいというネット通販も散見されますが、ダイレクトに表示できるリンクを送ってもらった方が便利です。
そう思ったので、自身の業務支援用というか、知り合いへ送付するレターパックなどの案内用に、公私兼用として作成しました。
追跡番号
大手の宅配企業は、宅配伝票に十数ケタの固有番号を付けており、その番号は業者内での管理にとどまらず市民も検索できます。
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便などそれぞれにシステムは異なりますが、内容はだいたい同じです。
運送業者が用意した検索サイトで追跡番号を入力すれば、その荷物がどこの拠点を何時に通過したかわかります。
輸送業者指定サイトを自ら開いて、追跡番号を入力すれば良いのですが、その追跡ページを直接開くリンクを作る事も可能です。
最近は多くのECサイトが、発送連絡のメールに追跡サイトのリンクを貼ってくれるようになりましたが、以前は『追跡サイトに伝票番号を入力すると確認できます』という文言と追跡番号だけ送ってくるものもまだまだ多いので、改善の余地はあります。
機能要約
下記の検索窓に宅配便伝票等に書かれている追跡番号を入力して実行すると運送会社の追跡ページが開きます。
このような機能がDelivery Trackerに搭載されています。
Delivery Trackerでは追跡番号とリンクしたURLを生成すると同時にクリップボードにコピーするため、すぐにメール等へ貼り付けて送信できます。
さらに、ウェブでの確認も同時進行できるため、入力誤りがあれば実画面で確認できます(運送業者のデータベースに反映されていない場合は不可)。
その他、Delivery Trackerでは細かな点で課題を見つけてはアップデートしています。
※.このページでの追跡番号検索は簡易的なデモ用です。セキュリティ関連の問題はクリアしていません。
使用方法
使用方法はシンプルですが、少し面倒です。
最初に配送会社を選ばないといけません。ここを改善する方法はまだ見つかっていません。
伝票番号は12ケタや16ケタなど色々とあると思いますが、その運送会社の番号通りに入力すれば問題ありません。
バーコードリーダーをお持ちでしたら、バーコードリーダーを使う方が確実です。
『配送追跡URL生成+クリップボードにコピー』を押すと、自動的にリンクを生成してクリップボードにコピーするので、そのままメールなどにペーストできます。
さらに『ブラウザで確認』まであるボタンを使えば、自動的にブラウザを立ち上げて追跡サイトが開くか確認できます。
冒頭で申し上げた通り、運送会社を選択する都合上、どうしてもそこでミスが発生するので『ブラウザで確認』は必ず行った方が良いと思います。
URL作成後の画面
伝票番号追跡用URLリンクが所定の枠に表示されます。同時にクリップボードにコピーされているのでそのままメール等に貼り付けることもできます。
運送会社の選択
運送会社はラジオボタンから選択できるほか、ドロップダウンメニューからも選べます。
- ヤマト運輸(クロネコ)
- 日本郵便
- 佐川急便
- 日本通運
- 西濃運輸
- 福山通運
- 名鉄運輸
- トナミ運輸
- 新潟運輸
- 第一貨物
- 久留米運送
- FedEX
- DHL
- UPS
非対応/未対応運送業者
- Amazonデリバリープロバイダ
- 山陽自動車運送
バーコードリーダー
追跡番号入力欄にカーソルを合わせた状態でバーコードを走査すれば、自動的にバーコードが入力されます。
バーコードリーダーは、バーコード走査後に Enter キーを入力したと同じ効果がある信号を送る事ができるので、追跡番号欄に入力された伝票番号のあとに Enter が押されて自動的にURL化が行われます。
バーコードリーダー
よくあるバーコードリーダーです。 伝票に描かれているバーコード(NW-7/CODABAR)は特殊ではないと思いますのでどれを買っても大丈夫だと思います。他の用途で特殊なバーコードを走査する場合には機種選定には注意が必要です。 ワイヤレス(無線)とワイヤード(有線)がありますが、作業の利便性から考えるとワイヤレスがお勧めです。 |
無償提供中
本ソフトウェアはVestorさんの協力の下で無償配布しています。ダウンロードご希望の方はVectorさんのウェブサイトをご参照ください。
おわりに
このソフトウェア自体の評判は聴いたことがないのですが、リンクを付けてメールを送ると感謝されることがあります。
特に契約書などをレターパックで送る場合は、先方も気にされるので、追跡番号が共有できると良い事が多いです。
若干のプレッシャーかもしれませんが、追跡番号のリンクを付けて送付案内をメールしておくと『到着しました』という連絡も折り返して頂ける気がします。当然ながら、こちらでも到着確認はできるのですが、システムの都合で誤配しても配達済みにはなってしまいます。
今のところ、追跡番号に企業色が出るようなことがないので番号だけで運送業者を読み取ることができませんが、いずれは自動化したいと思います。