開発時期:2022年
開発者:AmpiTa Project
開発言語:PHP言語
背景・概要
学会の演題登録をする際に、ウェブ入稿システムを使うと文字数制限に合わせるように指示を受けます。
800文字や1,000文字、1,600文字ということもあります。
そのような時に使うのが文字数カウントシステムです。
今回開発したシステムの全景は下図のとおりです。
テキストデータカウント
評価を受けるテキストデータを入力欄(Textarea)に入力して実行すると文字数が表示されます。
多様なカウント方法
文字数をカウントするにも、いくつか方法があります。
最も簡単な方法は、文字の数を数えるだけの方法です。全角も半角もすべて1文字です。
やや変法となるのが半角は0.5文字に減らされる方法です。印刷仕上がりで言えば使うスペースが半角2文字で全角1文字だとすれば、合理的な方法です。
若干ややこしいのが改行です。
改行にはWordなどのテキストエディタで一般的に行われているEnterキーでの改行以外に、『<br>』といった改行指示を埋め込んで改行する方法があります。
いま閲覧して頂いているこのページにも同様の記号を使っています。水平線は『<hr>』ですし空白行を入れたいときは『<br>』を使っています。
改行がEnterの場合は『¥r¥n』という指示が埋め込まれていると見なされる場合は半角4文字、ローカルルールで『改行は1文字』としている場合は、その通りで1文字です。
『<br>』の場合は半角4文字です。
複数のカウントに対応
今回のシステムは学会発表前の演題登録時に使うと考え、学会毎の規程が異なることからカウント結果を複数表示するように設計しています。
半角も全角も1文字とする方法と、半角は0.5文字とする方法がメジャーだと思いましたので、この2つは大きく表示しています。
Enterでの改行を1文字とした場合の計数も表示しています。
すぐに使えます
文字数カウントをすぐに使えるようにページを用意しています。以下のリンクはいずれも同じ機能です。
https://www.24med365.net/moji.php
おわりに
このシステムは開発者が自ら学会発表の準備をするために制作したので、自分にとって使いやすいシステムです。
社会からの批評を受けていないので荒削りの状態ですが、もしお使いになられる方が増えてきたら、ご意見を頂戴して改良改善に努めたいと思います。